佐賀県陶芸協会 会員

佐賀県陶芸協会

中尾 恭純 NAKAO YASUZUMI

所属日本工芸会

生年月日昭和25年3月18日生

中仙窯
〒844-0012
佐賀県西松浦郡有田町桑古場乙2395-1
TEL0955-42-2856
FAX0955-42-2434

作陶歴

昭和46年(1971)
佐賀県窯業試験場にて「人間国宝」井上萬二先生より5年間ろくろ技術を学ぶ
昭和53年(1978)
西部工芸展金賞受賞・佐賀県展文部大臣奨励賞受賞
平成元年(1989)
一水会展一水会賞受賞
平成5年(1993)
ワシントン州スミソニアン研究機構サックラー国立美術館において「日本現代陶磁展」に出品のち寄贈
平成8年(1996)
世界の博覧会ストリートファニチャー展受賞
平成12年(2000)
イギリス大英博物館において「佐賀県陶芸展」出品のち寄贈
平成13年(2001)
NHK「焼物探訪」~染と象嵌の出会い~放映
平成16年(2004)
ドイツのマイセン・ベルリン・デッセルドルフにおいて「ドイツ有田陶芸展」に出品
平成20年(2008)
九州・山口陶磁展第1位受賞
平成22年(2010)
日本伝統工芸展29回目入選
西日本陶芸美術展陶芸大賞受賞
現在日本工芸会正会員・一水会委員
佐賀県陶芸協会理事
有田陶芸協会理事
作品

「彩色象嵌香炉」

平成22年制作 径13.5×高さ12.0㎝
木綿針を使っての点刻象嵌と極小刃物を使ってのカットによる線象嵌を組み合わせた彩色象嵌の香炉である。蓋の部分まで施した細かい象嵌模様が特徴である。

「線象嵌面取花生」

平成22年制作 径31.0×高さ37.0㎝
ろくろ成形した花生の生地を12面に面取し、上部は自然に円形になるように仕上げ、生地が軟らかいうちに極小刃物で切り込みを入れていき、顔料を埋め込んだ磁器象嵌である。